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TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)


東京建物は2025年3月3日、同社などが推進する「東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の街区名称を「TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)」に決定したと発表しました。 同街区はA地区とB地区で構成。 このうちB地区にオフィス、医療施設、劇場・カンファレンス施設、バスターミナル、商業施設、住宅などで構成する「TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)」を新設します。 規模は地上51階、地下4階、高さ249.72m、延べ面積約225,000㎡。 設計は大林組、施工は大林組・大成建設JV。 2026年2月に竣工する予定です。



完成イメージ

TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)

[以下3枚、東京建物2025年3月3日付ニュースリリース(PDF)より引用]

東京駅側から見ています。 左がB地区、右がA地区です。 A地区には事務所、店舗、診療所などで構成する「TOFROM YAESU THE FRONT(トフロム ヤエス ザ フロント)」が建ちます。 規模は地上10階、地下2階、高さ約45m、延べ面積約225,000㎡です。 2026年7月に竣工する予定です。



断面図

TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)

左がA地区、右がB地区です。 A地区は低層部に店舗や診療所、中高層部にオフィスを配置。 B地区は地下にバスターミナル、低層部に劇場や医療施設、商業施設、屋内広場を配置し、中高層部をオフィスとします。



周辺図

TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)

周辺では再開発事業が目白押しです。



位置図

TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)

[東京建物2022年3月2日付ニュースリリース(PDF)より引用]

「TOFROM」は英語の「TO」と「FROM」を組み合わせた造語で、日本中、ひいては世界中のヒト・モノ・コトがここに集まってつながり、ここから多様な価値が生み出され、発信されていく場所になってほしいという思いが込められています。



TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)B地区 概要

名 称TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)
事業名東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
所在地東京都中央区八重洲1丁目6・7・8・9番の一部(地番)
東京都中央区八重洲1丁目(住居表示)
最寄駅JR「東京」駅
建築主東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合
設 計株式会社大林組一級建築士事務所
監 理株式会社日本設計
施 工大林組・大成建設共同企業体(代表者:株式会社 大林組)
用 途事務所、医療施設、劇場・カンファレンス、バスターミナル、店舗、住宅等
敷地面積10,604.25㎡
建築面積8,388.50㎡
延床面積225,063.24㎡
構 造鉄骨造、、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、CFT造
基礎工法杭基礎
階 数地上51階、地下4階、塔屋1階
高 さ249.72m(最高249.72m)
着 工2021年10月
竣 工2026年2月28日予定
備 考 [事業関係者]
◆都市計画コンサルタント・事業コンサルタント・基本設計:日本設計
◆参加組合員:東京建物、都市再生機構

[公共施設]
◆道路:2,290㎡、広場3,221㎡

◆国土交通省2020年12月23日プレスリリース(民間都市再生事業計画)は→こちら
◆東京建物2022年03月02日付ニュースリリース(組合設立)は→こちら
◆東京建物2023年08月10日付ニュースリリース(劇場等運営)は→こちら
◆東京建物2024年05月07日付ニュースリリース(高層ラウンジ)は→こちら
◆東京建物2024年06月07日付ニュースリリース(13階食堂)は→こちら
◆東京建物2025年03月03日付ニュースリリース(名称決定)は→こちら

最終更新日:2025年3月3日

[公式サイトはこちら]



TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)A地区 概要

名 称TOFROM YAESU THE FRONT(トフロム ヤエス ザ フロント)
事業名東京駅前八重洲一丁目東A地区第一種市街地再開発事業
所在地東京都中央区八重洲1丁目9番の一部(地番)
東京都中央区八重洲1丁目(住居表示)
最寄駅JR「東京」駅
建築主東京駅前八重洲一丁目東A地区市街地再開発組合
設 計大成建設株式会社一級建築士事務所
監 理株式会社日本設計
施 工大成建設株式会社
用 途事務所、店舗、診療所等
敷地面積1,281.82㎡
建築面積1,206.04㎡
延床面積12,218.21㎡
構 造鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法直接基礎
階 数地上10階、地下2階
高 さ45.00m(最高51.05m)
着 工2024年2月
竣 工2026年7月予定


地図

矢印はB地区を示しています。



ニュースリリース

東京建物は2024年6月7日、本ビルにワーカーのウェルビーイング向上を支援する食堂等を整備すると発表しました。 オフィス入居者向けのウェルビーイングフロア「(仮称)Wab.」(ワボ)を13階に設け、食を通じてワーカーの生き生きとした生活をサポートする食堂や、生産者を招き食材・レシピの紹介等を通じてワーカーと交流するイベントキッチンなど、ウェルビーイング向上に寄与する施設を導入します。 ニュースリリース(PDF)は→こちら

東京建物は2024年5月7日、本ビルにウェルビーイング向上に寄与する高層ラウンジ「(仮称)YAESU SKYLOUNGE」を整備すると発表しました。 温泉ミストによる湯治体験や瞑想ができる個室空間を設けるほか、東京湾を一望できる眺望豊かなビューラウンジ、健康的なメニューを提供するカフェテリアなど、多様な施設で利用者の心身の健康をサポートし、一人一人が生き生きと過ごせる空間を提供します。 ニュースリリース(PDF)は→こちら

東京建物は2024年1月12日、2023年9月19日に発生した重大災害により停止していた工事を、施工者による安全対策徹底のほか、諸官庁等の了解が得られたため、2024年1月16日から再開すると発表しました。 ニュースリリース(PDF)は→こちら

東京建物は2023年8月10日、当施設の3~6階に整備する劇場・カンファレンス施設を、ぴあ及びコングレが運営すると発表しました。 劇場・カンファレンス施設の面積は約10,000㎡。 約800名を収容可能な東京駅前初の段床型の劇場や、大型の展示会・講演会等を実施可能な平土間ホールや各種会議・交流イベントが実施できる会議室を備えます。 平土間の大ホールは約750㎡、小ホールは約160㎡、会議室は10室を予定しています。 ニュースリリース(PDF)は→こちら

国土交通省は2020年12月23日、国土交通大臣が本事業を優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表しました。 プレスリリース(PDF)は→こちら



2024年5月3日撮影

東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

[地理院地図(国土地理院)をもとに作成]

①の地点(東京駅八重洲口)よりスタートします。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

①の地点よりB地区方面を見ています。躯体がかなり建ち上がっていました。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

その左手。東京駅の「GRANROOF GARDEN(グランルーフ ガーデン)」です。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

25階くらいまで建ち上がっているようです。51階まで成長します。まだまだ高くなります。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

その左手。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

②の地点に移動しました。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

②の地点より見たA地区。A地区には地上10階、地下2階、高さ45m(最高52m)、延べ面積12,250㎡の店舗付オフィスビルが建ちます




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

その右手。B地区です。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

その右手。こちら側には劇場などが入る低層部が建ちます。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

低層部3階~5階に入る劇場は約800名を収容。東京駅前初の段床型の劇場となります。 このほか、5階~6階に大型の展示会・講演会等を実施可能な平土間ホール(大ホール約750㎡、小ホール約160㎡)や各種会議・交流イベントが実施できる会議室(10室)を計画しています。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

③の地点に移動しました。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

③の地点より見たB地区。3階~6階に位置する劇場・カンファレンス施設の運営は、ぴあ(株)と(株)コングレが担当します。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

その左手。B地区南側。八重洲通り。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

B地区東側は八重洲仲通りです。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

その位置より見上げました。 地震に備えて、ブレーキダンパーとオイルダンパーを併用するハイブリッド制震構造を採用します。 浸水対策として、主電気諸室(特高電気室・非常用発電機室)を浸水被害のない2階以上に配置します。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

地下1階~地上4階には商業施設を設けます。さくら通り側1階には、地域のお祭りやイベントスペースとして「お祭り広場」を計画しています。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

その左手。低層部。 地下1階にはバスターミナルを設けます。「東京ミッドタウン八重洲」の地下に2022年9月17日にオープンした「バスターミナル東京八重洲」が北に拡大されます。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

東側より見た高層部。 6階~7階には医療施設を設けます。日本医科大学と連携して、オフィスワーカーのウェルビーイングの向上をサポートします。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

事業地にあった店舗は移転して営業中です。写真クリックで拡大画像を表示。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

④の地点に移動しました。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

④の地点より見たB地区。4階にオフィスロビー、9階~50階にオフィスフロアを設けます。オフィスフロアの総貸室面積は約105,578㎡です




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

その左手。B地区東側。八重洲仲通り。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

右手。B地区北側。さくら通り。こちらに進みます。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

北側より見上げました。13階と41階にはオフィスサポートを設置予定です。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

⑤の地点に移動しました。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

⑤の地点より見た高層部。13階には食事やカフェ利用が可能なワーカーズラウンジ及び会議室を計画しています。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

その右手。こちら側の低層部には店舗が入ります。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

左手。さくら通り。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

⑥の地点に移動しました。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

⑥の地点より見たB地区。41階にはウェルビーイング向上に寄与する高層ラウンジ「(仮称)YAESU SKY LOUNGE」を設けます。 温泉ミストによる湯治体験や瞑想ができる個室空間を設けるほか、東京湾を一望できる眺望豊かなビューラウンジ、健康的なメニューを提供するカフェテリアなどを用意します。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

大黒屋の入る「第二大黒ビル」は再開発に参加していません。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

その右手。外堀通り。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

「大久保ビル」(中央右)も参加していません。「第二大黒ビル」と「大久保ビル」の間には、外堀通りからビル内の商業施設へ人を誘引するエントランスが設けられます。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

西側より。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

「八重洲口会館ビル」と「八重洲ロータリービル」の奥に見えています。




東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業の建築計画のお知らせ

「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の建築計画のお知らせ。2025年7月末に竣工する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。


《過去の写真はこちら》




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