三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

三田小山町西地区市街地再開発組合は2025年1月11日、東京都港区で計画する三田小山町西地区第一種市街地再開発事業の起工式を開きました。同事業は北街区と南街区で構成。北街区は地上42階、地下1階、高さ164.37ｍ、延べ面積106,964㎡。用途は共同住宅、事務所、物販店舗、飲食店舗等。南街区は地上31階、地下1階、高さ120.75ｍ、延べ面積70,668㎡。用途は共同住宅、保育園、飲食店舗等。設計はアール・アイ・エー、施工は北街区が戸田建設、南街区が大成建設。南街区は2028年5月、北街区は2029年2月に竣工する予定です。

完成イメージ

[以下3枚、2023年1月19日付ニュースリリース（PDF）より引用]

南東側から見た完成予想図。赤文字で加筆しています。事業計画書によると各棟の規模は以下の通りです。総戸数は1,409戸を見込んでいます。

北街区Ａ棟…………地上42階、地下1階、高さ約165ｍ、742戸
北街区オフィス棟…地上08階、地下1階、高さ約_37ｍ
南街区Ｂ棟…………地上31階、地下1階、高さ約124ｍ、527戸
南街区Ｃ棟…………地上16階、地下1階、高さ約_64ｍ、140戸

配置図

スーパーマーケットや店舗、保育園、広場、公園、区画道路なども整備されます。

位置図

1994年7月に準備組合を設立し、2016年6月に都市計画決定され、2020年9月に本組合を設立し、2022年12月に権利変換計画を認可されていました。

現地の様子

2024年2月17日撮影。小山橋より見た北街区の様子です。既存建物の解体工事を進めていました。

小山橋より見た南街区の様子。参加組合員として三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社が参画しています。

概要

事業名	三田小山町西地区第一種市街地再開発事業
所在地	東京都港区三田一丁目地内
最寄駅	東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線「麻布十番」駅
建築主	三田小山町西地区市街地再開発組合
設　計	株式会社アール・アイ・エー
街区名	北街区		南街区
施　工	戸田建設株式会社		大成建設株式会社
地名地番	東京都港区三田1丁目1004		東京都港区三田1丁目1005
用　途	共同住宅、事務所、物販店舗、飲食店舗、駐車場、駐輪場		共同住宅、保育園、飲食店舗、駐車場、駐輪場
敷地面積	10,963.63㎡		9,473.10㎡
建築面積	5,836.61㎡		5,050.37㎡
延床面積	106,964.69㎡		70,668.89㎡
階　数	地上42階、地下1階、塔屋2階		地上31階、地下1階、塔屋2階
高　さ	164.37ｍ		120.75ｍ
基礎工法	直接基礎		直接基礎、杭基礎
棟　名	A棟	オフィス棟	B棟	C棟
階　数	地上42階地下1階塔屋2階	地上8階地下1階塔屋1階	地上31階地下1階塔屋2階	地上16階地下1階塔屋1階
高　さ	約165ｍ	約37ｍ	約124ｍ	約64ｍ
住宅戸数	742戸	―	527戸	140戸
構　造	ＲＣ造	Ｓ造	ＲＣ造	ＲＣ造
着　工	2025年1月6日予定（起工式：2025年1月11日）
竣　工	2029年2月28日予定		2028年5月15日予定
備　考	◆事業推進コーディネーター・施設建築物設計者：株式会社アール・アイ・エー ◆参加組合員：三井不動産レジデンシャル株式会社、日鉄興和不動産株式会社 ◆参加組合員：三菱地所レジデンス株式会社、一般財団法人首都圏不燃建築公社 ◆特定業務代行者：戸田建設株式会社、大成建設株式会社 ◆2023年1月19日付ニュースリリース（PDF）は→こちら ◆日刊建設工業新聞2025年1月15日付記事は→こちら ◆建設通信新聞2025年1月15日付記事は→こちら

最終更新日：2025年1月15日

地図

建設地は中層ビル、マンション、低層家屋の密集地帯です。建設地東側には再開発事業で下記のタワーマンションが建設されています。両棟を上回る大規模マンションが誕生することになります。

パークコート麻布十番　ザ　タワー…地上36階、高さ129.08ｍ、440戸、2010年5月竣工
シティタワー麻布十番…………………地上38階、高さ129.92ｍ、502戸、2009年5月竣工