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中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業
野村不動産を代表とするグループは、中野駅(東京都中野区)の目の前に、ホール、オフィス、住宅、商業、ホテルからなる地上60階、地下3階、高さ250m(最高262m)、延べ面積約298,000㎡の大規模複合施設を新設します。
設計・施工は清水建設。2023年11月に都市計画決定しました。2024年度の施工認可および権利変換計画認可を経て解体工事に着手する予定で、2029年度の竣工を目指していましたが・・・
施行予定者は2024年10月、急激な想定工事費の増加および事業計画どおりの事業着手が困難なため、2024年7月に提出した施行認可申請を取り下げました。
そのため、本事業のスケジュールは見直されることになりました。
施行予定者は2025年1月、ツインタワーとした案を中野区に提示しました。
高層棟Aは低層部に商業、中層部にオフィスと住宅、高層部にホテルと展望施設を配置。
高層棟Bは低層部に商業、中層部に交流施設、高層部に住宅を配置する計画です。
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2023年7月23日撮影。
中野区役所や中野サンプラザの跡地などを再開発します。
中野サンプラザは2023年7月2日をもって閉館しました。
代表事業者は野村不動産、共同事業者は東急不動産、住友商事、JR東日本です。
当初はヒューリックも参画していましたが、2024年6月までに不参加を決めています。
完成イメージ(当初計画)
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[以下3枚、2023年11月16日付ニュースリリースより引用]
北東側より見ています。 高層棟は、低層部に店舗、中層部に住宅、高層部にオフィス、最高層部に展望施設を計画。 低層棟は、約7,000人を収容するホールのほか、バンケット、コンベンションセンター、子ども屋内遊び場、エリアマネジメント施設、ホテル、アトリウム、屋上広場を予定していました。
配置図(当初計画)
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中野駅に近い南側に高層棟(高さ約262m)、その北側にホール(高さ約30m)、その西側にホテル(高さ約60m)を建てる計画でした。
概要(都市計画決定時)
事業名 | 中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業 中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業 |
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所在地 | 東京都中野区中野4丁目2-47他 |
最寄駅 | JR・東京メトロ「中野」駅 |
建築主 |
野村不動産株式会社(代表事業者) 東急不動産株式会社 住友商事株式会社 東日本旅客鉄道株式会社 ヒューリック株式会社 |
設 計 | 清水建設株式会社 |
施 工 | 清水建設株式会社 |
用 途 | ホール、オフィス、住宅、商業、ホテル |
構 造 | ― |
敷地面積 | 約23,460㎡ |
建築面積 | 約18,800㎡ |
延床面積 | 約298,000㎡ |
階 数 | 地上60階、地下3階、塔屋2階 |
高 さ | 約250m(最高約262m) |
着 工 | 2024年度予定 |
竣 工 | 2029年度予定 |
備 考 |
◆事業手法:土地区画整理事業(約52,000㎡)と第一種市街地再開発事業(個人施行)の一体的施行を予定 ◆特定業務代行者:清水建設株式会社 ◆これまでの経過と今後の事業スケジュール ・2021年05月:中野区と事業者にて基本協定書締結 ・2023年07月:中野サンプラザ閉館 ・2023年11月:都市計画決定 ・2024年度 :施工認可、権利変換計画、建物解体(予定) ◆野村不動産2023年07月03日付ニュースリリース(中野サンプラザ閉館)は→こちら ◆野村不動産2023年11月16日付ニュースリリース(都市計画決定)は→こちら ◆朝日新聞2025年1月29日付記事は→こちら |
最終更新日:2025年1月29日
地図
事業地は中野駅の目の前です。中野駅にはJR中央線、JR総武線、東京メトロ東西線が乗り入れています。
2023年7月23日撮影
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①の地点よりスタートします。
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①の地点に歩行者デッキがあります。
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歩行者デッキより見た「中野区役所」と「中野サンプラザ」です。
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「中野サンプラザ」(地上21階、高さ92m)は、コンサートホール(2,222席)、ホテル(83室)、結婚式場、カルチャーセンター、スポーツ施設などで構成する文化複合施設として1973年に竣工しています。 2023年7月2日に幕を閉じました。
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両棟の跡地だけではなく、その手前部分も再開発事業の対象です。高層棟は赤印のあたりに出現します。
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その左手。左では中野駅自由通路、新駅舎、駅ビルなどを整備する「(仮称)中野駅西口開発」が進行中です。
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その左手。 工事名は「(仮称)中野駅西口開発」です。 規模は地上5階、高さ28.269m(最高31.824m)、延べ面積18,354㎡です。
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②の地点に移動しました。
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②の地点より見た「(仮称)中野駅西口開発」です。建築主・設計はJR東日本、施工は鹿島建設です。
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「(仮称)中野駅西口開発」の立面図です。写真クリックで拡大画像を表示。
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駅ビルは2026年に供用を開始するもようです。写真クリックで拡大画像を表示。
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②の地点より見た「中野サンプラザ」です。撮影位置も事業地内になります。このバス停も移設されることになりますね。
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その左手。「中野区役所」(地上9階)です。 現在、現庁舎の北西側に地上11階、地下2階、高さ52.85m、延べ面積47,390㎡の新庁舎を建設中です。 2024年2月に竣工し、5月に新庁舎において業務を開始する予定です。 その後、解体されます。
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③の地点に移動しました。
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③の地点より見た「中野サンプラザ」。この跡地などに7,000人を収容するホールのほか、広場が出現することになります。
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その左手。「中野区役所」です。敷地の手前部分は交通広場の一部となります。建物本体部分の跡地にホールやホテルが建ちます。
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④の地点に移動しました。
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④の地点より見た「中野区役所」と「中野サンプラザ」です。