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豊洲セイルパーク(TOYOSU SAIL PARK)
豊洲セイルパーク(TOYOSU SAIL PARK)は、IHIと三菱地所が東京都江東区の豊洲4-2街区において整備する街区の名称です。 A棟とB棟で構成。 A棟は地上18階、地下1階、高さ97.951m(最高97.951m)、延べ面積46,418㎡。設計は三菱地所設計、施工は鹿島建設。きんでんが新事業所として利用する予定です。 B棟(豊洲セイルパークビル)は地上15階、地下1階、高さ80.00m(最高87.00m)、延べ面積89,088㎡。用途は事務所、店舗、インキュベーション施設、シェア企業寮です。設計・施工は鹿島建設。 両棟とも2025年6月に竣工し、夏に開業する予定です。
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2025年2月23日撮影。A棟。地上18階、地下1階、高さ97.951m(最高97.951m)、延べ面積46,418㎡。
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B棟(豊洲セイルパークビル)。地上15階、地下1階、高さ80.00m(最高87.00m)、延べ面積89,088㎡。
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B棟とA棟。IHIと三菱地所は2025年2月21日、街区名を「豊洲セイルパーク(TOYOSU SAIL PARK)」に決めたと発表しています。
完成イメージ
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[以下図面、2022年7月1日付ニュースリリース(PDF)より引用]
晴海通り側から見ています。 B棟(豊洲セイルパークビル)は、オフィス、店舗に加え、インキュベーション施設「LIFESTYLE LAB “TOYONOMA”」(総床面積 約1,500㎡)、シェア企業寮「TRIAL HOUSE “TAMESU”」(総戸数39戸)等、豊洲エリアにこれまでなかった機能を導入します。
断面イメージ
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完成イメージとは反対側から見ています。 A棟については、きんでん(本店:大阪市)の新事業所として利用されることを目的として、2022年6月30日付で三菱地所ときんでんとの間で不動産売買契約を締結しています。 竣工後に、三菱地所からきんでんへ土地建物の所有権が譲渡されることになります。
配置図
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街区中心部には大屋根を有した中心広場を設け、街区周縁部には豊かな緑化空間を計画しています。 また、2棟の建物を繋ぐように2階レベルにデッキを設置するとともに、晴海通りを跨ぐデッキとも接続する予定です。
位置図
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建設地には、結婚式場「アニヴェルセル豊洲」やフットサル場「トーヨータイヤ豊洲ドーム」などがありました。
2021年3月末をもって閉館しています。
国土交通省は2021年12月27日、国土交通大臣が(仮称)豊洲4-2街区開発計画を優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表しました。
これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。
概要
街区名 | 豊洲セイルパーク(TOYOSU SAIL PARK) | |
---|---|---|
計画名 | (仮称)豊洲4-2街区開発計画 | |
所在地 | 東京都江東区豊洲2丁目 | |
最寄駅 | 東京メトロ有楽町線「豊洲」駅、ゆりかもめ「豊洲」駅 | |
敷地面積 | 全体:19,493.36㎡ | |
建築面積 | 全体:12,218.00㎡ | |
延床面積 | 全体:136,500.00㎡ | |
棟 名 | A棟 | B棟 |
名 称 | ― | 豊洲セイルパークビル |
地名地番 | 東京都江東区豊洲2丁目14番地1 | 東京都江東区豊洲2丁目14番地2ほか |
住居表示 | 東京都江東区豊洲2丁目1番地 | 東京都江東区豊洲2丁目1番地 |
建築主 | 三菱地所株式会社 | 株式会社IHI、三菱地所株式会社 |
設 計 | 株式会社三菱地所設計 | 鹿島建設株式会社 |
施 工 | 鹿島建設株式会社 | 鹿島建設株式会社 |
用 途 | 事務所、展示スペース、駐車場 | 事務所、インキュベーションオフィス、店舗、シェア企業寮、駐車場 |
敷地面積 | 6,600.00㎡ | 12,893.36㎡ |
建築面積 | 2,862.85㎡ | 9,008.43㎡ |
延床面積 | 46,418.95㎡ | 89,088.41㎡ |
構 造 | 鉄骨造 | 鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造・CFT造 |
基礎工法 | 現場造成杭 | 現場造成杭 |
階 数 | 地上18階、地下1階、塔屋1階 | 地上15階、地下1階、塔屋1階 |
高 さ | 97.951m(最高97.951m) | 80.00m(最高87.00m) |
着 工 | 2022年7月1日 | 2022年7月1日 |
竣 工 | 2025年6月30日予定 | 2025年6月30日予定 |
備 考 |
◆国土交通省2021年12月27日付報道発表資料は→こちら ◆2022年7月1日付ニュースリリース(着工)は→こちら ◆2025年2月21日付ニュースリリース(街区名決定)は→こちら |
最終更新日:2025年3月3日
地図
B棟(豊洲セイルパークビル)建設地まで東京メトロ有楽町線「豊洲駅」より徒歩3分、ゆりかもめ「豊洲駅」より徒歩5分ほどです。
2025年2月23日撮影
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A棟の建築計画のお知らせ。 前回撮影時に97.965m(最高97.965m)だった高さが97.951m(最高97.951m)に変更されていました。 14ミリ低くなっています。 このほか建築面積と延べ面積が修正されています。 写真クリックで拡大画像を表示。
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B棟(豊洲セイルパークビル)の建築計画のお知らせ。 前回撮影時と内容は同じです。 写真クリックで拡大画像を表示。
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①の地点よりスタートします。
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①の地点より「アーバンドックららぽーと豊洲2」を見ています。
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その隣接地に「豊洲セイルパーク」が姿を現しています。
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手前がB棟、奥がA棟です。
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その右手。晴海通り。こちらに進みます。
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B棟。「豊洲セイルパークビル」と名付けられています。
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街区名称「豊洲セイルパーク(TOYOSU SAIL PARK)」には、これからの豊洲を推進する帆(SAIL)としての役割を担い、その帆の元に人々が集い交流する公園(PARK)のような開かれた場を目指すという想いを込めているそうです。
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B棟(豊洲セイルパークビル)。地上15階、地下1階、高さ80.00m(最高87.00m)、延べ面積89,088㎡です。
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その右手。A棟。まだビルの名称は明らかにされていません。
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②の地点に歩行者デッキがあります。
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歩行者デッキより見たB棟とA棟。
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デッキより見た晴海通り。豊洲駅方面。
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その右手。B棟(豊洲セイルパークビル)は1階に駐車場、2階に店舗やインキュベーション施設、3階に機械室や駐車場、4~15階にオフィスを配置します。
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その右手。大屋根広場を建設中です。その奥にシェア企業寮が見えています。
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その右手。A棟。地上18階、地下1階、高さ97.951m(最高97.951m)、延べ面積46,418㎡です。
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その右手。晴海通り。春海橋方面。
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さらに接近。建設中の大屋根広場の様子です。
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その左手。 B棟の2階に入るインキュベーション施設「LIFESTYLE LAB “TOYONOMA”」はコクヨ(株)が運営予定です。 総床面積は約1,500㎡。 多くの住民やワーカーを抱える豊洲の立地特性を生かした、これからのライフスタイルを生み出す参加型施設となります。
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右手。A棟。緑地空間も整備されます。
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デッキの北側より見たB棟とA棟。
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その左手。インキュベーション施設「LIFESTYLE LAB “TOYONOMA”」には、リビングのようなメイン空間、企業の活動拠点となる個室やコワーキングエリア、シェアキッチン、イベントを開催する大会議室、製品展示エリア等を備え、テストマーケティングが可能なコミュニティ活動を通して、新ビジネス創出のサポートを行っていくとのことです。
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右手。A棟。
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A棟については、(株)きんでん(本店:大阪市)の新事業所として利用されることを目的として、2022年6月30日付で三菱地所ときんでんとの間で不動産売買契約を締結しています。 竣工後に、三菱地所からきんでんへ土地建物の所有権が譲渡されることになります。
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その左手。B棟(豊洲セイルパークビル)方面。
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その左手。晴海通り。
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③の地点に移動しました。
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③の地点より見たA棟。
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A棟。
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関西電力グループで総合設備エンジニアリングの「きんでん」は、A棟を首都圏事業拡充の拠点とするため800億円規模を投資します。
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④の地点に移動しました。
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④の地点より見たA棟。
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A棟。
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その左手。3連休中のため、「アーバンドックららぽーと豊洲」の駐車場に入る車が列をなしていました。
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右手。右に「アーバンドックららぽーと豊洲」の駐車場があります。
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A棟。
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⑤の地点に移動しました。
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⑤の地点より見たA棟。
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その右手。B棟(豊洲セイルパークビル)。左はシェア企業寮「TRIAL HOUSE “TAMESU”」です。(株)GOODTIMEが運営する予定です。
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シェア企業寮「TRIAL HOUSE “TAMESU”」は「試して”ミ”になる」をコンセプトとした、39戸のシェア型企業寮です。 住環境で新しい製品やサービスの実証実験を行うことで、ビジネスに貢献するほか、屋上菜園や食を通じた取り組みにより、日々挑戦し続けるワーカーの健康的な暮らしが身につき、企業の健康経営にも寄与するそうです。
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その右手。B棟(豊洲セイルパークビル)の本体です。
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B棟の4~15階に配置するオフィスフロアの貸室面積は約50,812㎡(約15,370坪)、基準階面積は約4,215㎡ (約1,275坪)~約4,275㎡ (約1,293坪)、天井高は2,800mmです。
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その左手。A棟方面。
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⑥の地点に移動しました。
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⑥の地点より見たB棟(豊洲セイルパークビル)。エレベーターは乗用14台(7台×2バンク)、貨物用3台を導入。駐車場は168台分(自走式21台、機械式137台、荷捌き10台)を確保。2025年7月に入居可としています。
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その左手。両棟とも2025年6月末に竣工する予定です。